ボク的クソゲーお仕置きブログ@1徹

このブログでは、個人的にクソゲーやゴミゲーと判断した作品を風刺的に批評し、時事ネタやゲーム全般についても考察しています。

ボク的信者とアホだけが高評価するクソゲーその12『真・女神転生IV FINAL』

アトラスの看板シリーズの最新作のコレ、マジで超クソゲーである。

前作『真・女神転生IV』で批判されたフィールドマップの見難さ、フォントの子供っぽさ、悪魔絵の統一感の無さなどが改善のポイントの売りとなっている。

しかし、プレイしてみると実態はどうだったか。

良くなっているのか。楽しくなっていますか。

答えはNOである。全くもってNOである。誰が何と言おうとNOである。(笑)

 

まずフィールドマップであるが、単にルートや目的地を簡略的にして見やすくしただけで、全体としては使いまわしが目立つ。

ショボいピン止めみたいなオブジェを操作して、青い高速道路みたいのをス~っと移動して入れる場所探すだけのクソっぷりに20年前のゲームデザインを懐かしませてくれる。

開発費がない貧乏メーカーなのはお気の毒なほどわかるが、ここまで進歩しない思考停止の開発力も稀有だろう。

これだけで普通の神経のゲーマーならカセットをぶっ壊したくなるのだが、なぜか世間では高評価。理解できないのである。

 

次にフォントのガキっぽさを明朝体にして雰囲気取り戻してみましたー、みたいな姑息な印象操作。

残念ながらスベっていて、憐みの念を禁じ得ない。

大体、主人公の名前を設定できるにも関わらず、ゲーム上では常に「ナナシ」とボイス付きでしつこく連呼してくるので、それだけでカセットに引火したくなるストレス蓄積性があるのだ。

いくらなんでも「ナナシ」はないだろうが。

この名づけ親どものネーミングセンスは小学生以下であり、カネ払って購入したプレイヤーがいるという現実を度外視してはいまいか。

ついでに付け足すと「フリン」もやめとけ。w

ゲスの極みって世間でも話題になってんだろ(大爆笑)

 

次、悪魔絵のクソさ。

過去の金子絵はメガテンの退廃的かつ終末的なオカルティック風味のゲーム性に完全にマッチしていたのだが、如何せん今作品の絵柄は幼稚化されてしまったというか、完全にライユーザーや低年齢層に媚びたデザインなのは一目瞭然。

なんつーか彩色が原色の強調がひどく、さらに一枚絵で見た場合にゴテゴテし過ぎていて素人漫画家が描いたモンスターみたいで古今東西の伝承や神話の原案と比較するとイメージが破壊されているとしかいいようがない。

こんな子供騙しみたいな安っぽい絵柄でポストアポカリプス世界観を味わってくれィ!とか言われても無理無理。無理ゲーでっす。

 

あとバトルシステムとシナリオについても触れなければ締めくくれないのでとりあえず書いておくと...。

このゲーム、敵の弱点を突くと「ニヤリ( ̄▽ ̄)」という特典が追加され有利になれるのだが、これが著しく戦闘テンポの速さを削いでおり、鬱陶しいだけだ。また、敵の集団がまとまってでてき仲魔交渉ができなかったり、会心系スキル連打してれば適当に勝てたりと、非常につまらない戦闘システムとなっていてRPGというもののハクスラ要素を理解していない。

そしてシナリオであるが、菊池秀行の伝奇小説、『魔界都市ブルース』をパクったような内容。

ヤクザと人外妖魔が跳梁跋扈する閉鎖空間で、超能力を身につけた主人公たちがひたすら戦うという古臭いもので、どっかで見ました感はぬぐえまい。

マルチエンドをセールスポイントとしているが、単純で大雑把な善悪両極端に分かれるだけで複雑な考察はなされず、しらけるだけである。

 

以上のように、もはや初代、2の面影すら微塵もなく3DSという低性能ハードで完全終結気味なこのシリーズ。

バカと信者だけが盲目的に高評価してるだけなので、ゲーム単体として捉えた場合クソゲーなのは確実と言える。

セコいダウンロードコンテンツも相変わらずで、ペルソナ5開発資金繰りに必死なのはわかるが、もういっそ名作の思い出を汚すこういうクソゲーなら作ること自体やめて頂いて結構なのである。